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漢方薬①

漢方の見方から言うと便秘は「気・血・水」でいうところの「水」が不足して起こるもので、ストレスなどが原因とされる「気」の異常で起こり、「お血」などの「血」の異常で起こるものとされています。体に便秘以外の他の異常な症状がなければ、西洋医学と同じで下剤などを使って、症状がある間一時的に利用して治します。便秘以外にも異常がある場合は、体質改善を漢方薬によって行いながらお通じの状態も一緒に整えていくという使い方も出来ます。

「大黄甘草湯」は便秘の際に最もよく使われる漢方薬です。市販の漢方薬にはほとんどこの生薬が配合されています。漢方は市販薬なので誰でも使うことができると思ってしまいがちですが実はそうとは限りません。この「大黄甘草湯」は体力が普通の体力がある人には適応します。体力があまりない人の場合の漢方薬は「桂枝加芍薬大黄湯」が適してます。

他にも便がコロコロ状態で固くてうさぎの糞のような形の方には、水分不足による便秘だと思われます。そのような方には、潤いを与えることができる漢方薬「麻子仁丸」や「潤腸湯」を使います。

今紹介した漢方薬には全て「麻子仁」や「大黄」という生薬が入っていて、下剤作用が含まれています。これらの漢方薬は飲むと比較的速効性があります。しかしその反面下痢になることがあるので、胃腸が痛くなることもあります。

下剤作用がある生薬を含まない漢方薬としては「小建中湯」や「桂枝加芍薬湯」があります。これらを使って便秘解消をすることもあります。下痢と便秘と繰り返しているような人にはこれらの漢方薬が向いています。効果に即効性は期待できません。ですがしばらく飲み続けると効果が現れます。

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